解体(外便所の改修) カテゴリー: 改修工事 | 2020年12月3日 数寄屋風造りの古い外便所を撤去する。 矢羽貼りの腰貼り漆喰塗り竹を模した銅(あか)の樋など数寄屋の佇まい。 反対側から見た様子下屋の背峰から雨漏りして、隅木、その下の外便所の棟木共に腐ってしまっている。下屋の屋根は触らないため、外便所の棟木を補修し上の隅木を支えるようにする予定。 外壁板を外してみる。棟木は腐っているが他の構造材は健全なので一安心して解体に取り掛かる。 先ず 瓦と葺き土を下ろし柱にかかっている荷重を抜いてあげる。隅木を支えている部分はまだ解体できないのでその手前まで。柱の長さ1900mm、壁貫3段、内壁のタイルは漆喰の上にモルタル下地。 構造材も解体し、桁が下がらない様、仮柱で支えておく。