この建物の外壁は杉の荒板(ザラザラの製材品)の目板張り。
ウッドロングエコ2回塗り。お施主さんが年末年始返上で塗ってくれました。
断熱材の事
屋根の断熱に羊毛の断熱材(厚60mm)を使用しました。羊毛という材質に魅力を感じたということもありますが、サイズと形状がこの建物の施工に向いていたのも判断の基準でした。
屋根の断熱はGW密度24K 厚100mmをもう1層入れて2重断熱。
この建物のQ値=2.22
建物の空気の通り道
雪の日が多くいつまでも葺けなかった屋根が終了し、換気棟がつきました。
面材
耐力壁は筋交いではなく、面材を使用。3倍の壁倍率が取れるので1Fの短辺方向でも壁充足率1.24取れました。GWと石膏ボードと合わせて22条(防火)もクリア。
上棟2日目
先日の雨も上がり屋根じまい日和。
屋根は遮熱通気工法。垂木➡通気層➡遮熱シート➡通気層➡野地板➡防水シート。外壁と屋根面の温まった空気を換気棟から逃がすので、室内の調温、壁体内の調温、調湿に優れている。
基礎工事
基礎配筋工事をしました。
丁張り
基礎工事の基準になる丁張りをしました。
建物から60cmほど外側にぐるりと木で丁張りをします。
横に通っている貫板は水平になっていて、その貫板に家の寸法を記入します。
基礎の高さ、立ち上がり部分、の基準になります。
地鎮祭
大安の午後、地鎮祭を執り行いました。